記事一覧

型に嵌ってはいけない

 天心流兵法では「型に嵌ってはいけない」と指導されます。 これは中村師家の先代、石井先師が口癖のように指導されていた事だそうです。 もっともこういった思想は天心流の専売特許ではなく、様々な流儀でも同様の事が言われているようです。 天心流では鋳型の型ではないという事で、「勢法」(かた)という言葉を用いております。 水が流れに形を変えるように、実戦でも動きは自在でなければならないのです。 中村師家も折...

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伝統について

 稀代の彫刻家、オーギュスト・ロダンは以下の様な名言を残したそうです。 伝統を引き継ぐとは形骸を引き継ぐことにあらず その精神を引き継ぐことにある。 天心流兵法はおよそ400年の伝統を誇る武芸です。 ですが時沢弥兵衛師が創流された頃は、当然伝統ではありません。 新興流儀の一つでありました。 もっとも新陰流から分かれたという意味では、その時点で一つの伝統を受け継いだと言えるかもしれません。 また特に古...

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礼法

 一般的に古流武術と申しますと、如何にも礼儀作法に厳しいというイメージがあるようですが、少なくとも天心流ではそこまで煩いものではありません。 天心流兵法はあくまでも武術であって故実の礼法を指導する場所ではないからです。 昔日の武士が礼法を学ぶのは、小笠原流・伊勢流・今川流に代表される礼式家において伝教を受けるというのが一般的であり、また基礎的な部分は家や藩のしきたりを躾けられるものであり、わざわざ...

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天心流兵法の特徴②

 天心流兵法の特徴については以前軽く御紹介致しました。・天心流兵法の特徴http://tenshinryu.blog.fc2.com/blog-entry-5.html 上記は流儀そのものの特徴です。 今回は現在通う門人の特徴について御紹介致します。 門人の特徴は平均年齢が若いという事です。 当初はそもそも門人数が極めて少なかったため、気にもならなかったのですが、徐々に門人が増えるに従い、新入門の方や他流の方からそのような感想を多く頂いておりま...

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平成25年 靖国神社・新春奉納演武

 今年も早いもので、一年の締めくくりの時期になりました。 本部兵法塾では早くも稽古納めを迎えまして、残す所は忘年会のみとなっております。 本年は師家宅で宅飲み形式で行う予定です。 柿生支部は28日まで稽古が御座います。 さて来年も年明け早々元旦に靖国神社奉納演武が御座います。 関口高明先生にお世話頂きまして、高明塾とご一緒に天心流兵法が靖国神社で演武をさせて頂くようになりまして、二十余年となるそうで...

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天心流資料②

図説・日本武道辞典(2003/05)笹間 良彦商品詳細を見る 以前「天心流資料」の記事にて、江戸時代後期に著された「撃剣叢談」から天心流に関して抜き出しました。 この日本武道辞典にも同じく撃剣叢談よりの記述がありますが、記述が僅かですが異なっております。 当時は写本も多く、内容に差異が出る事もあったようです。 武術伝書などでも、誤読などによって先師の名前が途中で変わって伝承してしまう事もあったそうです。 ま...

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裏柳生について

 「裏柳生」とは漫画原作者である小池一夫先生が「子連れ狼」で登場させた架空の存在です。 表柳生とは江戸柳生家の事であり、徳川の世を治める表の顔であり、裏柳生は架空の人物であります柳生烈堂を長とした公儀刺客人の集団であり、汚れ仕事を引き受けて徳川の世を支える闇の顔であり、この表裏一体が柳生家の正体という設定です。 実際は柳生烈堂のモデルとなったのは、列堂義仙という方です。 この方は柳生宗矩公が側室と...

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「宗家」について

 武術では宗家(そうけ)、宗主(そうしゅ)、家元(いえもと)、師家(しけ、或いは「しか」)、師範家(しはんけ)、範家(はんけ)、師範(しはん)など、様々な名称が用いられております。 一般の方々はもちろんの事、修業者であってもその違いについて非常に分かり難いものとなっております。 天心流兵法では本来、宗家の名乗りを用いません。 そもそも「宗家」とは、「芸道などで正統を伝えてきた家。またその当主」とい...

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パンフレット制作

 日頃和装で生活している為、外出時に見知らぬ方から声を掛けて頂く機会が多いのですが、中々何をしているのか説明するのは難しいものです。 頭の中で茶道、華道、そして落語と当たりをつけていらっしゃる場合が多く、古流武術や古武道と言うと漢字変換もままならず、「江戸時代から伝わる武道で、刀を使います」と妙に長い説明をしますが、すると「剣道ですね」と言われます。 広義では間違いではないのですが、しかしそこでs...

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